サンライズ瀬戸でロードバイクを輪行する。
4月。新生活や新年度が始まって、わくわく、ドキドキ、もしくは胃がキリキリな方が多いでしょうか。4月は私は…
自転車旅に出ます。(きりっ)
理由としては、宿代や交通費が他のシーズンより安くなるから。春休みシーズンが終わり且つ多くの人が新生活で仕事や学校が休めない4月は穴場なのです。
今回は東京駅からサンライズ瀬戸に乗り、坂出で乗り換えて観音寺まで輪行。新幹線で輪行したことはありますが、寝台列車は初めてです。
サンライズ瀬戸入線。(ぶれてる)
サンライズ瀬戸とはJRが運行する定期寝台列車です。東京駅~高松駅まで運航しています。途中の岡山駅まではサンライズ出雲(東京駅~出雲市駅)と連結して走っています。夜に東京を出発し、朝には中国・四国地方についているというとても便利ぃな列車なのです。
深夜バスと違ってツラい姿勢で寝ることもなく、ベッドないし床で横になって寝ることができます。ここのポイントが個人的にデカい。せっかくの旅行の始まりが、寝違えてツラい…も回避できちゃう。(個人差があります。)
サンライズ瀬戸・出雲は東京駅の基本的には9番線から22時ちょうどに発車します。飲み物の自動販売機はありますが、車内販売はないので、事前に飲み物や朝ごはんの購入が必要です。せっかくだから駅弁食べたいなぁ~と思ったそこのお姉さん、21時過ぎるとお店の在庫が少なくなってますから早めの購入がオススメですよ。
春休みシーズン近くということもあり、サンライズ瀬戸は琴平駅まで延長運転。しかし、この日はそこまで混雑してません。意外と外国人のお客さんが多くて驚いた。どこで知ったんだい、MAJIDE。
サンライズ瀬戸には部屋のタイプがいろいろありますが、今回は「シングル」を選択。運賃・特急料金・寝台料金すべて含めて、2万円ほど。今回は輪行している自転車を部屋に入れようと思ったので、シングルにしました。
シングルだとキツキツですが、オーストリッチのこのタイプの輪行袋であれば、入ることが分かりました。部屋に入れて、これで安心。「これで、朝まで愛車と一緒だ…」と思ってました。最初は思ってました。
が、しかし出発するとポイント通過の揺れで倒れました。布団側に。がちゃーんと。
(ショックすぎて写真撮ってない。)
考えが甘かったですね。ハイ。
…結局、車掌さんに交渉し、近くのデッキに置かせてもらいました。ありがたい。
この時の車掌さんによると、列車が混雑していなければ、このような対応が可能だということです。ただし、盗難防止策などは自己責任。きちんと鍵を掛けます。あと、東京駅を出発した後、横浜駅や熱海駅などから他のお客さんも乗ってきますからデッキの邪魔になるべくならないようにしてね~とのことだったので、念のため私は熱海駅到着まで寝ないでいました。(まもなく駅到着時に自転車のところへ行くスタイル。)
「混雑していなければ」ということは、繁忙期だとサンライズで輪行は多分無理でしょう。
ちなみに、今回は部屋の中に置くことは断念しましたが、折り畳み自転車など小さいサイズの自転車であれば、部屋の中におけるかもしれません。
熱海駅を出発した後、部屋に戻ってグダグダしてたら寝落ちし…
起きたら、岡山駅到着10分前でした。(熟睡)
横になって寝れるis 最高。移動の疲れが最小限で嬉しい。
瀬戸大橋を渡り、坂出駅に7:09に到着。定時。
個人的に、岡山駅到着前のおはようチャイムとJR四国入った後のアナウンスが好きです。気になる方は乗ったとき聞いてみてくださいませ。
四国に着くころの7時台は通勤・通学の時間帯なので駅や列車の中が混雑しています。乗り換えの時や駅を出る際は注意します。(明らか服装が観光客なので恥ずかしい。あと、輪行してるのが邪魔すぎて申し訳ない。)
坂出駅で普通電車に乗り継ぎ、8:15に観音寺駅に到着。こじんまりとした素敵な駅です。
値段は安くはありませんが、効率的な移動と珍しい寝台列車に乗れるので、個人的には満足です。
約9時間半の非日常、みなさまもぜひ。