愛媛よ大分1日目 観音寺~今治②
天満峠を越える
伊予寒川駅を過ぎたあたりから、県道13号を進んでいきます。なるべく海の近く&平坦な道を走りたい。
でも、ぎゅっと日本のいろんな地形が集まっている四国地方。ずっと平坦なわけがない。
グーグルマップ見ると、道がいきなりぐにゃぐにゃしてるぞ、あれまぁ。
坂だった。(やはり。)
のちに調べると、天満峠というらしいです。久しぶりの峠でテンションがおかしくなるなる。(きついけど楽しい。)標高は低いですが、写真で見るより急勾配だし、車もビュンビュン飛ばしているので、注意してください。
見晴キレイ。霞がとれたら、よりキレイだろうなぁ。
下った後の近くの海も、キレイでした。瀬戸内最高…
伊予西条に参上
天満峠おりて新居浜らへんで迷ったりしたけど、なんとかなった。(Google先生ありがとう。)引き続き県道13号を中心に走ります。
ブルーラインもところどころ現れるので、ちょっと安心感があります。
なんだかんだすると、目的地第1号の伊予西条の四国鉄道文化館に到着。
本州のJRの鉄道博物館は行ったことがあるので、四国のもこの機会に訪れたかったのです。
ワーププラザっていいよね。(なんとなく)
伊予西条駅のすぐ隣にあり、四国の鉄道の歴史や車両を見学できます。時間が合えば、伊予西条駅に到着するアンパンマンの特急列車も見ることができて、とっても楽しい。1時間~1時間半くらいあれば、大体を見回れると思います。北館と南館、どちらもぐるっと回れました。
グッズはそんなに無かったのでスルー。アンパンマンの特急列車いしづちを見送った後、今治に向かいます。
…と思ってたら、
なんや、あれ~(びっくり)
どうやら、伊予西条付近、水が有名らしい。この噴水みたいのは「うちぬき」というそうな。
ここに来るまで石鎚山も知らなかったし、名水のことも知らなかった。(勉強不足…)
愛媛の山間部のことを頭の片隅に入れて、今治へまっすぐ向かいます。
伊予西条~今治(おつかれ)
さて、今治までラストスパート。あと約30キロ。うーん、日没までには着きたい。
国道196号を沿って走ります。
難読地名の丹生川を超えて、最後の休憩を道の駅今治湯ノ浦温泉でとります。足湯があるかと思いきや、オブジェしかなかった記憶。サイクルスタンドがあったのは覚えている。(疲れて写真も撮っていない。)
この道の駅が伊予西条と今治の中間地点だったので、目印にしやすいかと思います。
ここからひたすらに走る。
途中、国道196号と県道38号の分かれ道があり、どっちに行こうか少し悩んで国道の方へ。
…失敗でした。
坂を上るし、車は多いし、目印の予讃線からも離れていく…。(嗚呼。)
結果、遠回りをし18時ころ今治に到着しました。皆さま、長沢交差点では県道38号を選択してくださいまし。
今治を満喫する。
この日は、今治駅目の前の、「シクロの家」さんに宿泊。
ゲストハウスで日本だけでなく、世界中からいろんな方々が泊まりに来ています。スタッフさんみなさん優しくて、しまなみ海道や周辺の道など質問したら優しく教えてくださいます。また行きたい!(いや、行く。)
夕食は、B級グルメの焼豚玉子飯。今回はおすすめされた「白楽天」さんへ。
ほらほら、とろとろでしょう。おいしいに決まってる。
今治は鯛もおいしくて、運がよければ地元のスーパーで手ごろな値段で買えます。きれいな海も近いし、いつかロングステイしたい。
夜な夜な散歩をし、近くのスーパー銭湯に入り、ゲストハウスの方々と沢山楽しく話した楽しい夜でした。
皆さま、今治にぜひ行ってください。いいところです。ほんとに。
2日目に続く。
宿泊したところ;
しまなみゲストハウス シクロの家
愛媛よ大分1日目 観音寺~今治①
今回のルートはざっくりいうと、観音寺~今治~八幡浜~別府~大分空港。
目的は
しまなみ海道に行こうか迷ったんですが、昨年も行ったし今回はパス。(また、いつか行くよ!)観音寺に来る前に本当は香川に住んでる知り合いに久しぶりに会いたかったんだけど、高松行きたかったんだけど、旅程&脚力に見合わなくて断念。ごめんよS木君。
観音寺~工場地帯をはしる
ここから出発。
観音寺駅の隣にはセブンイレブンがあるので、補給食とかも買えますよ。便利便利。
小学校の頃に本で見た寛永通宝の砂絵を見に、観音寺方面へ。駅からは自転車でノロノロと10分かからないくらいで入口に着いた。
入口がめっちゃわかりづらい。写真を撮ればよかったけど、旅が始まった嬉しさで撮り忘れ。激坂だったので、自転車の人注意してね(´・ω・`)(早速歩いた。)
砂絵 どーん。
遠近感分かりづらいけど。とっても大きい。大きさよりも年に数回ボランティアの人が清掃してるってことと、地元の学生がそれに参加してる(させられてる)という話がより印象的でした。
4月だったので桜も素敵に咲く。
人も少ないので、のんびりするのには最高のplace。
寄り道しすぎると、日没までに今治に着かないので9時半過ぎに出発。初めは国道11号線をベースに走ります。四国の道は、ところどころにしまなみ海道でおなじみのブルーラインがあるので道は迷いにくい(はず)です。見つけた時は久しぶりに頼りになる人と会ったみたいにうれしい。
香川県ありがとうさようなら。今度は饂飩食べにくるよ。
走っていると、愛媛県に突入。なんだか大きいトラックが多くなってきました。トラックの運転手に邪魔にならないように走らないといけません。道もなんだか狭い。怖いのでところどころ歩道に避難。
あ、あれなんだ…
天下の大◯製紙さんの工場や!
それでトラック多かったのかと納得。工場の周りは関連会社とか倉庫とか沢山ありました。オムツの赤ちゃんのパッケージが印象的。
たくさんの木くずが高く積まれていて、高さに驚いたと同時に、なんか「環境破壊でアマゾンの木がどんどん無くなってます」とか昔のドキュメンタリーを思い出してしまいました。うぅなんでかしら。
工場地帯を抜けると、道も段々広くなってきました。予讃線とくっついたり離れたりを繰り返し、ひたすら走ります。製紙工場地帯までは道が本当に狭いので、走行注意を。
②へ続く
サンライズ瀬戸でロードバイクを輪行する。
4月。新生活や新年度が始まって、わくわく、ドキドキ、もしくは胃がキリキリな方が多いでしょうか。4月は私は…
自転車旅に出ます。(きりっ)
理由としては、宿代や交通費が他のシーズンより安くなるから。春休みシーズンが終わり且つ多くの人が新生活で仕事や学校が休めない4月は穴場なのです。
今回は東京駅からサンライズ瀬戸に乗り、坂出で乗り換えて観音寺まで輪行。新幹線で輪行したことはありますが、寝台列車は初めてです。
サンライズ瀬戸入線。(ぶれてる)
サンライズ瀬戸とはJRが運行する定期寝台列車です。東京駅~高松駅まで運航しています。途中の岡山駅まではサンライズ出雲(東京駅~出雲市駅)と連結して走っています。夜に東京を出発し、朝には中国・四国地方についているというとても便利ぃな列車なのです。
深夜バスと違ってツラい姿勢で寝ることもなく、ベッドないし床で横になって寝ることができます。ここのポイントが個人的にデカい。せっかくの旅行の始まりが、寝違えてツラい…も回避できちゃう。(個人差があります。)
サンライズ瀬戸・出雲は東京駅の基本的には9番線から22時ちょうどに発車します。飲み物の自動販売機はありますが、車内販売はないので、事前に飲み物や朝ごはんの購入が必要です。せっかくだから駅弁食べたいなぁ~と思ったそこのお姉さん、21時過ぎるとお店の在庫が少なくなってますから早めの購入がオススメですよ。
春休みシーズン近くということもあり、サンライズ瀬戸は琴平駅まで延長運転。しかし、この日はそこまで混雑してません。意外と外国人のお客さんが多くて驚いた。どこで知ったんだい、MAJIDE。
サンライズ瀬戸には部屋のタイプがいろいろありますが、今回は「シングル」を選択。運賃・特急料金・寝台料金すべて含めて、2万円ほど。今回は輪行している自転車を部屋に入れようと思ったので、シングルにしました。
シングルだとキツキツですが、オーストリッチのこのタイプの輪行袋であれば、入ることが分かりました。部屋に入れて、これで安心。「これで、朝まで愛車と一緒だ…」と思ってました。最初は思ってました。
が、しかし出発するとポイント通過の揺れで倒れました。布団側に。がちゃーんと。
(ショックすぎて写真撮ってない。)
考えが甘かったですね。ハイ。
…結局、車掌さんに交渉し、近くのデッキに置かせてもらいました。ありがたい。
この時の車掌さんによると、列車が混雑していなければ、このような対応が可能だということです。ただし、盗難防止策などは自己責任。きちんと鍵を掛けます。あと、東京駅を出発した後、横浜駅や熱海駅などから他のお客さんも乗ってきますからデッキの邪魔になるべくならないようにしてね~とのことだったので、念のため私は熱海駅到着まで寝ないでいました。(まもなく駅到着時に自転車のところへ行くスタイル。)
「混雑していなければ」ということは、繁忙期だとサンライズで輪行は多分無理でしょう。
ちなみに、今回は部屋の中に置くことは断念しましたが、折り畳み自転車など小さいサイズの自転車であれば、部屋の中におけるかもしれません。
熱海駅を出発した後、部屋に戻ってグダグダしてたら寝落ちし…
起きたら、岡山駅到着10分前でした。(熟睡)
横になって寝れるis 最高。移動の疲れが最小限で嬉しい。
瀬戸大橋を渡り、坂出駅に7:09に到着。定時。
個人的に、岡山駅到着前のおはようチャイムとJR四国入った後のアナウンスが好きです。気になる方は乗ったとき聞いてみてくださいませ。
四国に着くころの7時台は通勤・通学の時間帯なので駅や列車の中が混雑しています。乗り換えの時や駅を出る際は注意します。(明らか服装が観光客なので恥ずかしい。あと、輪行してるのが邪魔すぎて申し訳ない。)
坂出駅で普通電車に乗り継ぎ、8:15に観音寺駅に到着。こじんまりとした素敵な駅です。
値段は安くはありませんが、効率的な移動と珍しい寝台列車に乗れるので、個人的には満足です。
約9時間半の非日常、みなさまもぜひ。